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給食に抗うつ剤

2006年5月1日 (月)

◆中学3年の女子生徒が、担任教師の給食に抗うつ剤を混ぜるという事件が発生した。報道によると2人は、担任が自分たちばかりを叱りつけると感じ、「もっと優しくなってほしい」と思い、薬を混入したという
◆この事件は薬に携わる人間に様々なことを考えさせる。一つはインターネット上での医薬品売買だ。女生徒は別の女子生徒が不眠解消のためにネットで購入した抗うつ剤を、譲り受けて使用したという
◆事件の詳細はまだ分かっていないが、不眠に悩む未成年が、専門家の適切な指導もないまま、ネットで抗うつ剤を入手すること自体、正常であろうはずがない。抗うつ剤を譲った女生徒は、責任を感じて薬を大量服用して急患で運ばれたが、これも非常に痛ましい話だ
◆事件全体を通じて言えることは、薬物教育のあり方が改めて問われているという点ではないか。薬を教師の給食に混入する行為自体も言語道断だが、その背景として、薬に対する認識の薄さが感じられる。今こそ学校薬剤師として、地域での啓発活動を通じて、薬物教育における薬剤師の役割、指導力が期待される。




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