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ロシュ・ダイアグノスティックスは10月18日から、抗血液凝固剤ワルファリンの効果を評価するコアグチェックXSに患者ごとにデータをみることができる機能を追加した「コアグチェックXS Plus」を発売する。
同装置は、コアグチェックXSと比べて5倍の500件の測定結果を保存できる。検査を受ける患者が多い医療機関を対象に販売していく予定。
「コアグチェックXS Plus」は10μLの血液から1分で、血液凝固因子であるプロトロンビンの状況を調べるもの。血液をのせる試験紙のロット番号をセルフチェックする機能を搭載しており、ロット間の検量線の誤差によるデータのばらつきを抑えることができるという。
希望小売価格は、「コアグチェックXS Plus」が税込み24万円、試験紙が24枚2セットで2万8000円。今後5年で600台の売り上げを目指す。
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