7月15日に第276回2015年7月月例会案内 医薬ライセンシング協会

2015年06月22日 (月)

当協会はbioventureならびに大学あるいは研究所内のtranslational projectsの支援のために月例会(毎月第3水曜日午後5時より於 学士会館)に紹介講演時間60分を提供しております。

ご希望の方はe-mail(pharma-fi@zd.wakwak.com)までご連絡ください。

日時・場所

2015年7月15日(水)17:00~18:00 学士会館 210号室
18:00-19:30 懇親会

プログラム

スーパーコンピューターを用いた進行がんの「プレターゲティング」治療薬

薬は水の中で揺らぐ標的のタンパク質(酵素、受容体など)に作用する。結晶構造などの3次元の情報もとに、タンパク質の動きをクーロン力やファンデルワールス力をもとに、コンピューターで予測する分子動力学は、理論的には可能であっても、実践的には不可能と考えられてきた。しかしコンピューター演算力の急速な進歩から、タンパク質の動きの予測が急速に進み、2013年のノーベル化学賞になった。我々は、進行大腸がんのエピレギュリンを抗原とする抗体医薬品のスーパーコンピューターによる設計を試みている。その成果と、その中で生まれてきている幾つかの新しい技術動向を紹介したい。

例えば結晶化せずに、3次元構造を解くクライオ電顕での数万個のマシンラーニングによるイメージ計算、頭打ちになる汎用型スパコンでなしに、低コストで高性能のsystem on chipの分子動力学専用マシン等、重要な技術が生まれている。この2つの技術を結びあわせたSim by CEM技術(Simulations using structural data obtained by Cryo-Electron-Microscopy)による医薬品設計技術について述べたい。

講演者

東京大学先端研 技術研究センター 教授 児玉 龍彦 先生


多くの製薬企業の方が参加されるのでネットワーキングにも有意義な会と考えられます。
参加費は会場費と交流会費で9000円です(分離されていません)。参加申し込みは「月例会のご案内」ページ(http://www.pharma-fi.com/getureikai-obo.html)からお申し込みください。

医薬ライセンシング協会
http://www.pharma-fi.com/



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