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小児薬の適応外使用

2007年10月12日 (金)

◆今まで光が届かなかった小児薬の適応外使用だが、ここ数年で根拠情報収集企業、検討会の立ち上げ等、国を挙げた取り組みが一気に本格化した。既に検討会の成果として、アセトアミノフェンについては、各社の承認一部変更申請が了承された
◆現場側で進んでいた医師主導治験でも塩酸フェンタニルの適応拡大が実現。薬剤師が中心となったデータネットワークの活動からは、錠剤を粉砕して散剤として投与しているなどの実態が次々と明らかになった
◆しかし、本当に安全な薬物療法を行うためには、企業による治験がきちんと行われる必要がある。日本の企業にとってのインセンティブは、欧米のような特許期間延長ではなく、薬価だと指摘されてきたが、来年度の薬価制度改革でさらに手厚い小児加算をする方向となった
◆これまでの施策は、企業が開発しないために行われた代替的なものだったと言えなくもない。それだけに、小児用薬剤を開発した企業には手厚い薬価で優遇するという「王道」の方向性にメドがついたことは歓迎すべきことだ。こうした追い風を、ぜひ日本の子どもたちに新薬という形で届けてほしい。




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