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“◆２００９年春の改正薬事法完全施行を前に、来年度から実施される登録販売者試験。新たな医薬品販売の専門家の認定とあって注目されており、過去の薬種商販売業認定試験とは比較にならない受験者数が想定されている
◆試験の実施主体となる各都道府県は現在、実施のための調整作業を進めている段階だが、伝え聞くところによれば、一部の都府を除き、概ね「試験日」「試験問題」共に地域ブロック単位で統一して実施する方向にあるという
◆地域ブロック単位での試験日統一には、受験地制限が設定されていない中で、試験会場の一極集中を避け、分散化を図るという狙いもあるようだ。しかし、実施側の都合だけでなく、受験機会の喪失につながらないような配慮は必要になる
◆また、試験は年１回以上実施することになるが、第１回目は８月後半から９月上旬、２回目は１月下旬から２月に行うとの見方が強い。いずれにしても年内には、各自治体での試験実施方針が明確になろう。混乱が生じることのないよう円滑な試験の実施を望みたい。”