◆女優の川島なお美さんが先日、胆管がんのため54歳で亡くなった。また、時を同じくして元女子プロレスラーでタレントの北斗晶さんも乳がんが発覚し、乳房の全摘出術を行うなど、「がん」をキーワードとする報道が芸能界を駆けめぐった
◆報道などによると、川島さんは、抗がん剤治療を拒否し、民間療法を継続していたようだ。一方、北斗さんの場合は、毎年定期検診を行っていたものの、その狭間の中で自らの違和感から受診し、発覚したという
◆国立がん研究センターがん対策情報センターの2015年のがん統計予測によると、予測がん罹患数は98万2100例で、14年予測値と比べると約10万例増加するとされている
◆今、地域のかかりつけ薬剤師の役割が議論されているが、治療に必要な医薬品の供給の際のあり方に比重が置かれがちだ。将来、増えるであろうがん罹患者に対して、地域医療のチームの一員としての参画は当然ながら、その予防に向けた啓発などの取り組みも、薬局薬剤師が果たす役割となるべきだろう。
薬剤師は「がん」予防啓発も
2015年09月28日 (月)
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