イスラエルのテバ・ファーマスーティカルは、メキシコ製薬大手「レプレセンタシオネス・エ・インベスティガシオネス・メディカス」(RIMSA)を買収すると発表した。買収額は23億ドル(2760億円)で来年3月までに手続きを完了させる予定。RIMSAは、新薬事業を手掛け、固定用量配合剤を得意としている。RIMSAを手中に収めることで、グローバル戦略を加速させると共に、ラテンアメリカで2番目に大きいメキシコ市場での存在感を高めたい考え。
RIMSAの2014年度売上は、2億2700万ドル(272億円)。11年以降で見ると年率10.6%増と高成長を遂げている。筋骨格系や代謝、婦人科、疼痛、呼吸器といった六つの疾患領域でスペシャリティ製品を扱っている。メキシコ市場では45年以上にわたる実績を背景に、強力な販売網を持っている。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。