厚生労働省は、一定のルール下で保険外診療と保険診療を併用できるようにする新たな仕組み「患者申出療養」の制度設計をまとめた。患者からの申し出を起点に、最先端の医療技術や国内未承認の医薬品・医療機器等を用いた治療法を国の評価会議が審査し、安全性や有効性があると判断されれば、原則6週間で審査する。
患者申出療養は、患者からの要望を受けて医療機関が申請する。このうち、初めての治療については「臨床研究中核病院」や大学病院を中心とした「特定機能病院」に限定。
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