臨床漢方薬理研究会=2015年大会を12月6日、「近代人に必要な漢方医薬の構築」をテーマに大阪狭山市の近畿大学医学部円形棟大講堂で開く。同大会は、心身の変動(ゆらぎ)が大きく、健康を崩す人が少なくない中、東洋医学を身近に生かすことを目的としたもの。
研究会では、▽実臨床に向けた生薬供給の現況と課題=吉田嗣治(ウチダ和漢薬)▽漢方薬局の活動状況とこれから=大阪府薬剤師会▽漢方薬と西洋薬の効き目―どこが違う?=日置智津子(近畿大学東洋医学研究所)▽食品薬学(機能性食品素材に生活習慣病の予防および改善に有用なシーズを求めて)=森川敏生(近畿大学薬学総合研究所教授)の各氏の講演を予定している。