臨床検査事業と調剤薬局事業の2事業を主力とするファルコホールディングスの2016年3月期中間連結決算は、売上高が前年同期比3.5%増の247億0700万円となったほか、営業利益、経常利益、中間期純利益のいずれもが二桁の伸びとなる増収増益であった。臨床検査事業が伸び悩んだものの、試薬費の削減や減価償却費の低減などで増益を確保。調剤薬局事業での処方箋単価・枚数が増加したことも、増収につながった。
臨床検査事業は、0.4%減の144億2900万円。同業者間の競争激化により、臨床検査の受託単価(1.8%減)の下落の影響で減収となった。検体数は0.3%増だった。
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