積水メディカルは、2015~20年度の5カ年中期経営戦略を発表した。昨年エーザイから買収したエーディアをテコに、検査事業を主体に海外事業を加速させ、最終年度の20年度には売上高1000億円を目指す。海外売上比率は現在の52%から6割半ばまでに引き上げる方針。田頭秀夫社長は14日の会見で、「エーディアだけで売上700億円を達成でき、新たなM&Aを含め1000億円の到達を考えている」と意欲を示す。
同社は、検査事業、薬物動態試験や濃度測定などの創薬支援事業、医薬品原体の受託製造などの医薬事業を三つの柱として展開している。15年度売上見込みは636億円。08年以降、米国や中国の検査薬メーカーを買収し、海外売上が拡大。今年度は海外売上が50%を突破する計画だ。今中計でもグローバル展開を加速する。
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