医薬品等ネットワーク事業と調剤薬局事業を中核とするメディカルシステムネットワーク(本社札幌市、メディシス)は19日、調剤薬局向けシステム大手のEMシステムズとの業務提携内容の変更と共に、同社との合弁事業を解消すると発表した。両社は昨年4月の業務提携後、9月には合弁会社「ME-DEX」(東京港区)を設立し、メディシスが加盟店向けサービスの一つとして提供する不動在庫消化サービス(デッドストックエクスチェンジサービス)の拡大などを目指してきたが、ME-DEXの事業運営方針に対する考え方の不一致から、合弁事業を解消することにしたという。
メディシスの医薬品等ネットワーク事業は、医薬品卸と調剤薬局・病医院間での医薬品オンライン受発注などを行う経営支援サービスで、メディシスが調剤薬局に代わって卸と医薬品の仕入価格交渉・資金決済代行等を行うことで、調剤薬局の業務効率を大幅に改善するだけでなく、卸の流通効率化にも寄与する。ネットワーク加盟店は、今年1月4日時点で1338件(自社グループ薬局含む)を数える。
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