|
キリンヤクルトネクストステージ(昨年10月にキリンビールとヤクルト本社の共同出資で設立、以下キリンヤクルトNSと略)は11日から、乳性タイプの機能性飲料「飲むノアレ」を新発売した。キリンビバレッジとの共同開発によるもので、キリンヤクルトNSが全国のドラッグストア、薬局・薬店のほか通信販売も行い、キリンビバレッジが量販店やコンビニエンスストアへ販売するなど、販売面でも両社の強みを生かしたグループシナジーで拡大を図っていく。
キリンヤクルトNSでは、KW乳酸菌(キリンビールと小岩井乳業が健康機能性に注目して共同開発した乳酸菌)を配合した「ノアレ」ブランドを製造・販売している。既存ラインナップには、タブレットやカプセル、粉末タイプがあり、乳酸菌サプリメント市場で好評を得ている。摂取しやすいドリンクタイプを加えることで、「ノアレ」ブランドの一層の強化が狙い。
新製品の「飲むノアレ」は、他の「ノアレ」シリーズと同様に、1本当たりのKW乳酸菌は1日摂取目安量の50mgを配合している。容器は環境にも配慮し、飲用後の分別廃棄が容易なカートカン(主に紙でできている)を採用した。
税抜き希望小売価格は、125mL入り190円、3本パック570円、1ケース(30本入り)5700円。