大日本住友製薬と再生医療ベンチャー「ヘリオス」、臨床検査薬メーカーのシスメックスは、他家iPS細胞由来の網膜色素上皮(RPE)細胞の移植前免疫反応検査法を確立するための共同研究開発を開始した。他家細胞移植後の免疫抑制療法での導入を目指す。
他家細胞移植による治療は、事業性に課題を残す自家細胞とは異なり、品質が担保された移植用の細胞を安定で安価に供給できると考えられている。しかし、移植後には免疫拒絶反応が想定され、移植前に移植適合性を確認する新たな検査法の開発が求められている。
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