
SMOのインクロムの代表取締役社長に1日付で小椋盛孝氏(55歳)が就任した。7月31日付で同社代表取締役社長を退任した金田仁二郎氏(47歳)は、飲食業を展開するインクロムプラスの経営に専念する。インクロムCROの代表取締役会長も同日付で退任した。
小椋氏は、1986年に同社の前身であるラビトン研究所に入社し、以降、企画調整部長、営業部長、SMO部長、東京事業所長を歴任した。
社長就任にあたって小椋氏は「われわれが目指すのは、どのSMOとも違うインクロムならではの価値を作り続けること。それは、品質、コスト、安全管理に優れ、被験者と依頼者の双方から喜ばれる臨床試験の実施支援に全力で臨むこと。この社是は、社長が交代したからと言って変わるものではない」としている。