◆休みの日は家でテレビを見ながらゴロゴロ。無季言子も含め、中高年サラリーマンの休日の過ごし方の一つだ。健康には良くないことは分かるが、猛暑の中では積極的に外に出ず、ついダラダラと過ごしてしまう
◆最近、長時間にわたってテレビを見ていると、エコノミー症候群の一つである肺塞栓症の死亡リスクが増加するとの研究成果を、大阪大学公衆衛生学の磯博康教授らが発表している。これは、日本人の生活習慣が疾病とどう関わっているかを調べているJACC研究で、対象者のうち約8万6000人を20年間追跡調査した結果分かった
◆テレビ視聴時間が1日当たり2.5時間未満の人に比べ、2.5~4.9時間の人の肺塞栓症による死亡リスクは1.7倍、5時間以上では2.5倍に高まる。また、テレビ視聴時間2時間につき40%の死亡リスク増加も認めた
◆その原因の主なものは、テレビを見ているときに足を動かしていないこと。長時間のテレビ視聴時は1時間に1回程度立ち上がったり、フットマッサージを心がけたいものだ。
長時間のテレビ視聴にご注意を
2016年08月12日 (金)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
企画
寄稿