◆コンビニと調剤薬局・ドラッグストアとの融合店が増えてきた。このほどファミリーマートが日生薬局との一体型店舗を東京港区御成門に出店したが、近隣にはミヤモトドラッグとの3号店が5月に開店しており、7月には別企業との一体型店が港区内に2店加わった
◆同じく大手のローソンも、調剤チェーンやドラッグ企業との融合店開発に力を入れる。昨年には介護事業を展開する企業がローソンの加盟店となり、ケアマネジャーが常駐して介護用品の販売や相談も受ける「介護コンビニ」も登場した
◆商品同士のコラボでは、ローソク・線香メーカーのカメヤマがサクマ製菓とコラボした「サクマドロップス」の線香が人気を集めており、昨秋の発売から10カ月で4万個の販売を達成したという。改めてロングセラー商品のブランド力の根強さを感じさせる
◆異なる小売業態が連携することで1+1が2以上となることを期待する融合店。少子高齢化を見据え、今後薬局等を巻き込んでどのような一体型店が出現するか楽しみでもある。
コンビニとの融合店が増加
2016年08月17日 (水)
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