◆先日、名古屋で開かれた日薬学術大会で宇宙航空研究開発機構(JAXA)の國中均氏が、はやぶさの技術革新について特別記念講演を行った
◆はやぶさは、米欧露との宇宙技術の劣勢を挽回・克服し超遠距離飛行をするために日本が独自開発したイオンエンジンにより、世界初の地球~小惑星往復探査に成功した。14年末にはやぶさ2号の打ち上げが成功し、日本中が歓喜に沸いたのは記憶に新しい
◆はやぶさの快挙は、世界トップクラスの日本の自動車や建設技術を小型化・宇宙仕様化する宇宙技術革新に向けて着実な歩みを見せている
◆JAXAは、日本の技術開発や産業に役立てて宇宙と地上双方のイノベーション確立を目的とした「宇宙探索イノベーションハブ事業」に着手している。國中氏は、「小さな技術革新が世界を先導し次の未来を開いた。決まった未来はない。未来は創るものである。もう一つ、挑戦しなくては未来は開かない」と呼びかけたが、日本の製薬企業もこの精神に則り、叡智を結集してイノベーションを創出してほしい。
「未来は創るもの」
2016年10月14日 (金)
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