アラクスは、妊娠をバックアップする妊娠検査薬「チェックワン」シリーズの新製品として、排卵日予測検査薬「チェックワンLH・II排卵日予測検査薬」(第1類医薬品)を、先月末より発売を開始した。
普段から少量分泌されている女性ホルモンの一種である黄体形成ホルモン(LH)は、生理(月経)周期の中頃に短期間に大量分泌(LHサージ)される。このLHサージから40時間以内に排卵が起こると言われており、排卵日予測検査薬は尿中に分泌されるLHを検出して、LHサージをとらえるための検査薬。
「チェックワンLH・II排卵日予測検査薬」は、尿をかける簡単検査で、最も妊娠しやすい時期、排卵日が約1日前に分かる。3分でチェックでき、判定結果が分かりやすい。また、大きな窓で判定ラインが分かりやすいのも特徴。税別希望小売価格は、5回用2200円、10回用3500円。
一般用検査薬としては、1991年に妊娠検査薬がOTC化されて以降、約25年間にわたり新たな検査薬は認められてこなかったが、昨年11月15日に3社が排卵日予測検査薬の承認を取得。昨年12月下旬から、ロート製薬が「ドゥーテストLHa」、武田薬品(製造販売はミズホメディー)が「ハイテスターH」の商品名で、それぞれ販売を開始している。