日本薬学会は、第33回創薬セミナー「聞いて、話して、学んで、創薬」を7月12~14日の3日間、山梨県北杜市の八ヶ岳ロイヤルホテルで開く。次の各氏の講演が予定されている。
12日
▽生体分子を標的とする触媒反応の開発と応用=金井求(東京大学大学院薬学系)▽世界の潮流から見える日本の創薬研究の課題と展望!=近藤裕郷(医薬基盤・健康・栄養研究所創薬デザイン研究)▽創薬におけるヒト・インビトロプロテオーム=五島直樹(産業技術総合研究所創薬分子プロファイリング研究センター)
13日
▽スーパーコンピュータ・人工知能が拓く創薬と医療の未来=奥野恭史(京都大学大学院医学研究科)▽Topoisomerase1阻害薬を搭載したHER2-DC(DS-8201a)の創薬研究=本田雄(第一三共)▽健康科学のための研究開発エコシステムの改革(製薬会社としての試み)=瀬尾亨(ファイザー)▽社長講演「独自の製品と技術でグローバルに挑む」=花井陳雄(協和発酵キリン)
14日
▽古くて新しい感染症“結核”への挑戦(多剤耐性肺結核治療薬Delamanidの創製)=佐々木博文(大塚製薬)▽新規NSAIDs貼付剤ロコアテープの開発(21年の時をかけて)=大塚昇(大正製薬)▽蛋白質定量に基づく創薬科学の新展開(薬物送達から診断治療への応用)=寺崎哲也(東北大学大学院薬学研究科)
問い合わせ先は、同学会学術課創薬セミナー係(TEL03-3406-3324、FAX03-3498-1835、E-mail:gakuji@pharm.or.jp)