東和薬品は4月から、スズケンなど卸と連携した新たな販売体制を開始した。これまで卸を介さず、自社営業所と代理店による直販体制によって業績を伸ばしてきたが、直販に固執せず、間口を広げる販売戦略に改めた。
同社は以前から卸との取引はあった。ただ、医療機関からの要望を受けて同社の製品を卸ルートで納入するだけの関係にとどまっていた。1年間かけてスズケンなどとの話し合いを進め、4月以降は、卸から各医療機関に対して取り扱い製品の一つとして同社の製品も積極的に販売してもらうことで合意。本格的な連携を開始した。
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