
日本保険薬局協会(NPhA)は17日、都内で第14回定時総会を開催した。新会長としてあいさつに立った南野利久氏(メディカル一光)は、健康サポート薬局の研修を推進して多くの健康サポート薬局を作っていくことや、法令を遵守して社会に貢献していく姿勢を示すことで、広く認知される団体になっていくことなどを運営方針として掲げた。なお、南野氏については、前会長の中村勝氏の辞任に伴い、4月21日のNPhA定例理事会で会長職に選出されていた。
南野氏はあいさつの中で、「NPhAは2004年の4月に設立され、当初から安全性、利便性、経済性をキーワードにして、より良い薬局づくりのために会員企業が互いに切磋琢磨し、国民の医療を最優先に考え得ることを目標として活動を続けてきた」とし、「現在、日本の医療にとって医薬分業は必要不可欠なものになった一方、分業に対する様々な意見があるのも事実。こうした環境下、NPhAの活動の一挙手一投足が注目を浴びるようになっている」と指摘。「この環境下に会長に選出され、非常に重たい責任を感じている。今後、NPhAをどのように運営していくのかについて、三つの運営方針を掲げた」と述べた。
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