◆塩野義製薬が実施した「うつ傾向のある人の意識と行動の実態調査」では、うつ傾向の人が訴求する精神的不調としては「物事を悪い方向に考えてしまう」「いつもなら楽しいことが気が進まなくやる気が出ない」が多かった。一方、身体的不調では「疲労倦怠感」「肩の痛み」「睡眠障害」「頭痛・頭重感」などが多い
◆また、うつ傾向のある人の43.6%は内科を受診しており内科医との接点は少なくない。これらの調査結果は、一般生活者の男女20~69歳の約2万人を対象としたもの
◆さらに、同対象者のうち「うつ傾向あり」と判定し、「うつ病の診断なし」とされた2028人を対象とした調査では、精神的・身体的不調があり医師に相談した人は約1割と少なかった
◆わが国のうつ病患者数は73万人で、潜在患者数は230万人と推定されている。うつ病は、放置すれば症状の悪化や治療の長期化を招くため、早期発見・早期治療が重要だ。精神的・身体的不調を感じたら、まず、かかりつけ医やかかりつけ薬局への相談を心がけたい。
うつ病患者数73万人
2017年06月21日 (水)
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