◆まだまだ出てくる。安倍首相や官邸がらみのいろいろな文書が、正式なのかメモなのか、連日大騒ぎが報道されている。民進党の官僚を呼んだヒアリングでは、誰が書いたのかも分からないとの返答に、議員たちも苦笑するしかなかった
◆どうやら官僚の実態、本性を知らないらしい。現場の役人は公僕として本当に滅私奉公してくれているが、上に上がるほど責任という言葉は濃霧の向こうに追いやられてしまう。議員に対しては選挙で責任を追及することが可能だが、役人にはそれがない
◆一方で民間企業には厳然たる責任がある。特に国民の生命・健康に関する医療や薬に携わっているのであれば、他産業に比してさらに重いことは自他共に認識していることだ
◆企業であるので、最終責任は経営トップが負う。激しく動く制度と市場環境、さらに働き方改革まで加わった。以前とは比較できないほど未経験の激流である。リーダーの皆さん方は、国家社会、国民、企業、そして社員・家族のため、難局を乗り切れるよう頑張ってもらいたいものだ。
リーダーの責任
2017年06月23日 (金)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
企画
寄稿