厚生労働省の鈴木俊彦保険局長は28日、就任後初めて専門紙の共同会見に応じた。調剤報酬について、かかりつけ機能を発揮できる薬局と、単に調剤して薬を渡すだけの薬局とでは、「患者さんが受けるベネフィットは違ってくる」とした上で、「薬局が持つ様々な機能に応じて考えた方が良い」と強調。こうした薬局の機能に応じた評価を「適正に行っていく流れにあり、その流れ自体は間違っていない」との認識を示した。
2018年度は、6年に一度の診療報酬と介護報酬の同時改定となるが、「効率化すべきところは効率化し、充実すべきところは充実する。その理解を得るための絵姿を示していくのが私の仕事」との認識を示した。
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