田辺三菱製薬は4日、ジェネリック(GE)医薬品の販売子会社「田辺製薬販売」を4月1日付けで設立すると発表した。田辺三菱製薬の連結子会社である田辺製薬商事の社名、目的を変更する形で設立される。
発足する田辺製薬販売は大阪市に本社を置き、資本金は7000万円、社長には岡田文俊氏(現田辺総合サービス代表取締役社長)が就任する予定。従業員は約100名で、田辺三菱製薬から出向する。
親会社の田辺三菱製薬は、昨年10月1日の新会社発足に当たり、営業本部内にジェネリック事業部を設置してGE薬事業に参入。同事業の売上高は2008年3月期で約40億円を見込んでいる。田辺三菱製薬は14品目22規格の製品プロモーションと販売を、4月から田辺製薬販売に移管するが、製品の製造販売承認は田辺三菱製薬と仕入元が保有する。
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