医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団=エキスパート研修会専門コース「第3回臨床研究の法的規制時代到来―過去から学ぶ臨床研究法施行への期待と不安」を10月27日午後1時から、東京神田駿河台の全電通労働会館(全電通ホール)で開く。
今年4月に「臨床研究法」が交付され、来春から施行されることとなり、現在、厚生労働省の厚生科学審議会臨床研究部会で臨床研究実施基準等の審議が行われている。
同財団では、これまでに2回の「臨床研究法」に関する研修会を実施してきているが、今回は▽認定倫理審査委員会をいかに機能させるか▽効率的なモニタリング/監査をいかに実施するか――の2点に焦点を当て、四つの講演が予定されている。各演者からは、医師主導治験や倫理指針に則った臨床研究の現場の経験を踏まえて、実施基準を念頭に置いた課題や提案が発表される。講演後には総合討論を予定している。