セルフメディケーション推進協議会(SMAC)は、セルフメディケーションフォーラム2017(実行委員長:濃沼政美・帝京平成大学薬学部教授)を「地域におけるセルフメディケーション教育を考える」をテーマに来年3月4日、東京中野の同大学中野キャンパスで開くが、今月18日から来年1月24日までポスター発表の一般演題を募集する。
薬剤師を含む医療者が、生活者のセルフメディケーションを支援するためには、相当の知識や洞察力、話を聴くコミュニケーション能力はもちろんのこと、かすかな兆候や、傾向・習慣を見逃さないで発見する高い専門性に裏付けられた能力を磨くことが大切なる。
また、セルフメディケーション支援として、一人ひとりに合った適切なプログラムを提案するためには、医師、薬剤師、看護師、登録販売者、栄養士などによる協働が、これまで以上に重要との考えから今回、広く職種を超えたシンポジウムや教育講演、特別講演を企画している。
特別講演は渡邉伸一氏(厚生労働省医薬・生活衛生局医薬品審査管理課)が「セルフメディケーションに対する行政の取り組み」(仮題)を、教育講演は村田正弘氏(SMAC専務理事)が「セルフメディケーションのすすめ」(同)を予定している。
シンポジウムは「地域におけるセルフメディケーション教育を考える」として、渡辺幸康氏(のがたクリニック院長)の基調講演「地域医療におけるセルフメディケーション」(同)を行うほか、シンポジストには波多江崇(神戸薬科大学准教授)、高松登(新渡戸記念中野総合病院薬剤部長)、森澤あずさ(アインホールディングス運営統括部)の3氏を予定している。
一般演題に関してはSMACホームページ参照。
問い合わせは、同フォーラム2017開催事務局(島崎学氏)(TEL03-5860-4243、E-mail:selfmedicationforum@gmail.com)まで。