英国を拠点にヘルスケア受託サービスをグローバルで展開するアッシュフィールド・ヘルスケア・コミュニケーションズは、アジア初の拠点となる完全子会社の日本法人を昨年に設立し、「アッシュフィールド・ヘルスケア・コミュニケーションズ」として本格稼働したと発表した。製薬企業向けの論文作成支援や、メディカルライディング、広告宣伝、プロモーション関連業務を手がけ、既に日本法人として数社と取引がある。従業員は現在5人だが、3年以内に20~30人規模に拡充し、日本でグローバルメガファーマとも取引できる体制を目指す。
英アッシュフィールドは、ヘルスケアサービス大手のアイルランドのUDGヘルスケアグループ傘下で、MRを派遣するCSO事業や広告代理店業務、市場調査、学会発表支援などを手がける。欧米で承認された医薬品が日本で未承認となっているドラッグラグが解消されつつある現在のタイミングで日本市場に進出することが最適と判断し、日本法人設立に至った。
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