日本化薬医薬事業本部長の南部静洋常務は9日、都内で開催した決算説明会で、抗TNFα抗体「インフリキシマブ」のバイオシミラー(BS)が近日中に他社製品が国内参入することについて、「BSはまだまだ社会的に認知されていないが、複数社から同成分のBSが上市されれば、医療関係者や社会がBSに対して興味を持つため、ポジティブに考えている」と歓迎する考えを示した。
日本化薬は、インフリキシマブとG-CSF製剤「フィルグラスチム」の二つのBSを販売。2017年度中間決算では、インフリキシマブが昨年同期比4億円増の10億円と成長し、フィルグラスチムと合わせて13億円と、徐々にではあるが医療現場に浸透している。
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