日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は8日、都内で今年最後となる記者会見を開催し、青木桂生会長(クスリのアオキ)は今年を振り返り、「ドラッグストア業界を取り巻く様々な出来事があり、それらへの適切な対応に努めた。また社会環境、業界の環境変化も感じさせられる1年であったと感じている」とした。重要な出来事としては、偽薬や調剤報酬の不正請求の問題等を挙げ、「他人事ではなく、われわれ(ドラッグストア業界)も真摯に消費者の安全・安心に全力を挙げて取り組まなければならない」との考えを強調した。
青木会長は会見で、少子高齢化の時代を迎えている点に関して「非常に大きな問題。日本の人口構成、社会が根本的に変わってきている」との認識を提示。「2025年には、想像もできないような人口構造になってくる。そうした中で、われわれが社会に対して何を果たしていくべきかを検討することが必要。ドラッグストアの活躍の場、そして次世代のドラッグストアはどうあるべきかを考えていかなくてはならない」とした。
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