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アルツハイマーと睡眠障害の関係

2018年2月9日 (金)

◆近年、アルツハイマー病で、睡眠時間の短縮、中途覚醒の増加、徐波睡眠の減少、不規則な睡眠・覚醒など、睡眠の量的および質的な低下が、病期と並行して進むことが明らかになってきた。進行期のアルツハイマーでは、総睡眠時間および睡眠効率は著しく減少し、睡眠構造は大きく崩壊する。睡眠の加齢変化や睡眠障害がアルツハイマー病の罹患脆弱性を高める疫学的知見が多数報告されている
◆脳内アルミロイドβの排出システムの一つと考えられるグリンパティックシステムが発見され、睡眠中にアミロイドβのクリアランスが高まることも判明している。国立精神・神経医療研究センターの三島和夫氏らは、睡眠障害は夜間の神経活動の亢進によるアミロイドβの過剰生産を引き起こすと同時に、アミロイドβのクリアランス効率を低下させる負のスパイラルを形成し、アルツハイマーを進行させる可能性を指摘する
◆睡眠障害とアルツハイマー発症との関連性の解明がさらに進み、アルツハイマー罹患者の減少につながることを期待したい。




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