アステラス製薬は14日、米再生医療ベンチャー「ユニバーサルセルズ」を買収したと発表した。買収額は、一時金と開発マイルストンの合計で最大1億250万ドル(約110億円)で既に手続きを完了している。両社は昨年に、免疫拒絶反応を抑えた多能性幹細胞を作製するユニバーサルセルズの独自技術「ユニバーサルドナー細胞(UDC)技術」について、一つの適応症に限定した共同研究契約を締結していたが、買収によりアステラスがUDC技術を獲得した。
ユニバーサルセルズは、独自のUDC技術を有するバイオ企業。2013年に設立され、米ワシントン州シアトルを拠点に、従業員29人を保有し、アステラスとは共同研究パートナーの関係にあった。
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