来年度から本格運用がスタートする医療情報データベース(MID-NET)の運用開始を記念したシンポジウムが2月26日、都内で開かれた。製薬企業、アカデミアなどの立場からMID-NETの課題や展望について議論したパネル討論では、「リアルワールドデータは欠損値が多いため、いかに多様なパターンのデータを収集するかが質の向上につながる」など、データの品質確保をめぐって意見が相次いだ。
シンポジウムでは、医薬品医療機器総合機構(PMDA)などからMID-NETの説明や業界からの期待などが表明された後、「医療リアルワールドデータの活用と課題」をテーマにパネル討論を展開。製薬企業、アカデミア、行政などの立場から、MID-NETの活用策と展望について意見を交わした。
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