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インフルエンザをきっかけに働き方改革を考えては

2018年03月05日 (月)

◆新しい作用機序の抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」が話題になっている。1回だけ錠剤を服用するだけという簡便性のみならず、厚生労働省から先駆け審査制度の対象品目に指定され、昨年10月の国内申請からわずか5カ月近くで承認された経緯も注目された
◆日本は抗インフルエンザウイルス薬の消費量が多い。仮に罹患してもそのまま自然に快方に向かうとされるが、高熱は健康な大人でもつらいものだ。薬で何とか一刻も早く解熱したいと多くの人が思うのも頷ける
◆最近、国を挙げての働き方改革が叫ばれているが、日本人にとってインフルエンザで仕事を休まなければならないというプレッシャーは想像以上に大きいとみられ、仕事を休めないという強迫観念が抗インフルエンザウイルス薬で早く熱を下げたいという行動につながっているのかもしれない
◆今シーズンのインフルエンザは猛威をふるっている。罹患したらウイルスが消失するまで休むしかない。インフルエンザをきっかけに働き方改革を考えるというのはどうだろうか。



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