◆日本を訪れる外国人に喜ばれているものに、温水洗浄便座がある。日本では一般家庭への普及率は7割を超えるともされるが、欧米では低いようだ。この温水洗浄便座だが、国際標準化機構に日本から提案していた6種類のピクトグラム(図記号)が国際規格(ISO7000)として登録された
◆外国人観光客数が過去最高を更新している中、外国人が観光・宿泊施設や公共のトイレを利用する際、「操作ボタンにどのような意味があるのか分かりにくい」といった声が多くあった。メーカー各社が独自のものを使用していたためで、今後製品の国際市場展開のためにも、操作ボタンのピクトグラムを国際標準化する必要があった
◆ドラッグストア大手のウエルシアは、来年度末までに商業施設内の店舗を除く約1500店全てのトイレを、人工肛門などをつけた人が利用しやすい便座に切り替える方針を示している。日本発の“分かりやすいトイレ操作パネル”の実現も含め、誰もが安心して使いやすいトイレ環境が一層進化することを期待したい。
ウォシュレットの操作ボタンも標準化
2018年03月02日 (金)
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