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異物混入への対策は

2008年04月11日 (金)

◆スーパーで購入した特定保健用食品のペットボトル飲料を飲んだ都内の男性が下痢の症状を訴え、除草剤などに含まれる成分が検出されたとの報道に続いて、今度は兵庫県内の女性がスーパーで購入したペットボトル入りのお茶を飲んで入院し、こちらも除草剤の成分が混入していたという
◆このところ、食品絡みの報道が相次いでいる。今回の飲料のケースでは、製造ラインで異物が混入するトラブルはないようで、果たして外部の第三者による意図的なものなのか。先の中国産食品のケースは、未だに原因が特定できずにいるようだが、とにかく一刻も早い解明が待たれる
◆販売側の管理徹底という点では、多くのドラッグストアが飲料類も扱っており、決して対岸の問題ではない。特に毒物・劇物を含めた医薬品類を扱う薬系は、盗難・紛失防止の点でも、改めて現場の再点検に生かしてもらいたい
◆リスク別表示や陳列方法など、一般用医薬品には新たな販売制度が導入される。今後は容器包装面の事故防止に向けた、さらなる改善・改良にも取り組んでもらえればと思う。



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