調剤くんV7‐豊富なオプションで業務を効率化
ネグジット総研の「調剤くん」は、1997年に初代をリリースしてから昨年30周年を迎えた。シリーズ7代目となる「調剤くんV7」は、変化する時代に対応した進化型レセコンをコンセプトに設計。各種データベースの拡充や豊富なオプション、タブレットへの対応など様々な機能を充実させ、変化する時代に対応しながら薬局業務を支援している。
「調剤くんV7」では、見やすい画面構成などこれまでの特徴を継承しつつ、かかりつけ薬剤師、健康サポート薬局の業務を支援する機能に注力している。患者固有の情報や服薬指導内容など必要な情報を一元的に管理し、個々の患者に応じた服薬指導を支援する管理機能を充実させた。
また、処方箋に印字されているバーコードをスキャンするだけでスピーディーに患者頭書情報、処方箋情報が自動入力される「2次元バーコードくん」や、処方箋画像・調剤録画像に印字されたコードと該当患者を紐づけし、自動保存される「らくらく読み取りくん」などは、患者待ち時間の短縮や患者対応の時間を作れるなど、患者満足度の向上にも貢献する。
「調剤くん」に連動するオプション機能も充実している。電子薬歴システム「薬歴くん」には、服薬指導や問診に必要なPOS(薬剤別、疾患別)データベースを標準搭載している。日本語・英語版薬剤情報文書データ、OTC医薬品の添付文書、および医療用医薬品との相互作用、投与量・用法、小児・高齢者や妊婦・授乳婦に対する投与制限などの各種データベース(オプション)が用意されている。さらに、音声入力で薬歴を簡単に作成できる「ENIFvoiceSP+A」もある。高い認識率で難しい医療用語や医薬品、在宅用語、栄養指導用語などもスムーズに音声入力が可能。手書き時に比べて作業時間を大幅に短縮できる。
その他にも、調剤くんのバックアップデータを外部のデータセンターで保管して、万が一の事態に備えるデータお預かりサービス「NEXTIT-Box」、薬局外で手元のパソコンから薬局内の調剤くん端末の画面を呼び出して操作することができる「リモートアクセスサービス」、iPadやAndroid、Windows10のタブレットで活用できる窓口アンケート用アプリ「ひあなび」、在宅患者宅で調剤くんV7の薬歴の参照や入力を支援する「在宅訪問くん」など薬局業務を効率化できるツールが充実している。
ネグジット総研
https://v7.chouzai-sys.com/