医療系IT企業「リーズンホワイ」は、癌の治療法で担当医とは別の医師に意見を求める「セカンドオピニオン」を必要としている患者と、専門分野で職能を発揮したい医師をマッチングさせるネット上のプラットフォーム「Findme(ファインドミー)」の提供を開始した。まずは乳癌、卵巣癌、子宮癌を対象に、患者からの相談を獲得すると共に、医師の登録を増やし、提供開始1カ月後には月間取引数150件、年内までに月間取引数を1750件まで引き上げる。来年以降は、疾患領域を拡大する予定だ。塩飽哲生社長CEOは4月23日、都内で会見し、「ネット型セカンドオピニオンのサービスは、今のところ海外でも見つかっていない」と述べ、世界初のサービスとして海外展開を目指していく方針を示した。
リーズンホワイは、2011年に設立し、一般公開された医療データを活用したITサービスを手がけ、専門病院を検索可能な「yourHospital」、4000人の医師が登録している専門医プラットフォーム「Whytlink」、医薬品関連企業向けに医療機関との地域連携を支援する「WhytPlot」などのサービスを提供している。
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