ベーリンガーインゲルハイムジャパン(BIジャパン)は、2017年の医療用医薬品事業が循環器領域の降圧剤「ミカルディス」製品群の特許切れの影響により、前年比10.3%減の2319億円に落ち込んだと発表した。糖尿病領域では、DPP-4阻害剤「トラゼンタ」とSGLT2阻害剤「ジャディアンス」の合計売上が初めて500億円を超え、抗癌剤では肺癌治療薬「ジオトリフ」が16.3%増の101億円と初の100億円製剤となった。
配合剤を含むミカルディス製品群は、32.7%減の730億円と大きく売上を落とした。主力の抗凝固薬「プラザキサ」は9%減の259億円となった。
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