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ワクチン接種に母子健康手帳活用を

2018年05月18日 (金)

◆子供の診察時に母子健康手帳を“いつも見せている”母親は4割強――。そんな調査結果が、ファイザーがこのほど、1歳から5歳の子供を持つ母親1万0726人を対象に行った「ワクチン接種に対する実態調査」で明らかになった
◆母子健康手帳の医療関係者への提示は、子供が1歳時の場合は約6割だったが、子供の年齢が上がるにつれて下がる傾向となったのも今回の調査の特徴といえる。具体的に、5歳と1歳を比較すると、23.2ポイントもの差があった
◆診察時に母子健康手帳を毎回見せない理由としては、「医療機関で見せてほしいと言われないから」が9割強と圧倒的多数を占めた。そのほかにも今回の調査では、母子健康手帳を見せていないとワクチンの追加接種の実施率が低い傾向なども判明した
◆複数回の接種が必要なワクチンもある。また、ワクチン接種は子供の感染症予防などにもつながっていく。母子健康手帳を“いつも携帯する”など活用することで、子供の適切なワクチン接種につなげていってほしいと思う。



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