日本医薬品卸売業連合会は24日、都内で第6回通常総会を開催し、事業報告・計画、収支決算・予算などを原案通り決めた。鈴木賢会長は、流通改善に関して、「薬卸連では国主導を重く受け止め、流通改善ガイドライン(GL)の遵守に向けて積極的な取り組みを進めていく。GLをベースとした交渉が流通改善を推進する上で大切になる。趣旨をしっかり理解して自らのものとして取り組んでほしい」と述べ、会員向け小冊子の作成や全国7地区での説明会開催などの具体的な活動を紹介した。
また、未妥結減算では妥結率に加えて、報告が求められる単品単価契約率と一律値引き契約状況(200床以上の医療機関と保険薬局)の根拠となる資料の作成について、医薬品卸の負担が過大にならないように対応することや、消費税引き上げに伴う薬価調査の実施、セルフケア卸将来ビジョンの作成と適切な実践、偽造医薬品流通防止の改正省令施行などについて触れた。
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