吉田社長「安定供給体制が完成」
東和薬品は、山形県上山市の山形工場に第二固形製剤棟と第二管理試験棟を新設し、同社全体の生産能力を現在の年間105億錠から今年度内に110億錠に強化し、ジェネリック医薬品(GE薬)数量シェア80%達成を見据える2020年には新たな設備の導入で140億錠に引き上げる。生産能力の増強に伴い、新たに約300人の雇用を創出することを明らかにした。吉田逸郎社長は1日、同工場内で記者会見し、「山形工場での設備導入の完了をもって、われわれの安定供給体制が完成する」との見通しを語った。
東和薬品は先月、18~20年度の3カ年中期経営計画を発表しており、20年度に売上高1000億円を掲げている。品目数を現在の700品目から800品目に拡充させ、200億円以上の設備投資を行い、安定供給体制の強化に取り組んでいる。
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