
井上社長
丸石製薬の井上慶一社長は25日、大阪市内で開いた決算説明会で、2016年12月から開始した全身吸入麻酔剤「セボフレン」(一般名:セボフルラン)のオーソライズド・ジェネリック(AG)戦略について「当初の想定を上回る結果になった」と振り返った。同社が保有する先発品と、許諾先の日興製薬が保有するAGの数量ベースのシェアを合わせると65%(18年3月期)に到達。AG化実施前、同社が保有する先発品のシェアは数量ベースで40%だったが、25ポイント上昇した。
同社は、関連会社である日興製薬にセボフレンのAGを許諾。日興製薬が製造販売元となって承認を取得し、セボフルラン吸入麻酔液「ニッコー」として16年12月に発売した。丸石製薬はその販売提携先となって、医療機関に情報提供活動を行っている。
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