◆遠隔服薬指導、いわゆるオンライン服薬指導が、愛知県、兵庫県養父市、福岡市といった国家戦略特区で始まっているが、先の中医協で暫定的に調剤報酬の「薬剤服用歴管理指導料」が算定できるといった対応が採られることとなった
◆今年度の診療報酬改定でオンライン診療が点数化され、その後、6月には規制改革推進会議の第3次答申で、「一気通貫の在宅医療実現」を目指しオンライン服薬指導の導入が求められ、現在に至っている
◆こうした措置はICTの大きな進歩によるものだが、服薬指導に関してはそれほどの議論もなく唐突な感じがする。いやいや、2004年にテレビ電話等を活用した一般薬販売があったではないか。薬剤師がいなくても一般薬が購入できる、深夜・早朝には薬局は営業しておらず、必要な一般薬が買えないといった問題に対応する措置だった
◆その当時と比べICTは格段の進歩を見せている。ICTを利用して患者をはじめとした顧客の満足度をどうしたら上げられるのか。真剣に考えるべき時にきている。
ICT利用で顧客満足度を向上
2018年07月23日 (月)
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