◆ジェネリック医薬品(GE薬)の数量シェア80%後の世界は、大手メーカーで収れんされていく――。業界関係者から業界再編を予想する声が次第に強まってきている
◆ただでさえ、“多すぎる”と指摘されるのが日本のGE薬メーカー。とりわけ、安価な製造コストでGE薬を大量生産し、医療機関に供給していく必要性が高いのは当たり前のこと
◆ただ、GE薬も単純な市場から、モダリティの多様化に伴い、複雑な市場に変化している。6月にハンガリーで開催された「国際ジェネリック医薬品・バイオシミラー協会」の年次大会で発表された内容によると、世界大手4社のシェア占有率は、2009年の48%から、18年1月には38%と10ポイントも低下しているという。スケールメリットを生かした事業モデルも限界点を迎えているようだ
◆GE薬専業メーカーから新薬メーカーに脱皮する動きも出始めた。複雑化・多様化のGE薬市場で持続的な成長を可能にするためには、規模拡大と同時に“新しさ”への追求も始めなくてはならない。
ジェネリック薬メーカーも再編へ
2018年08月03日 (金)
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