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ポリファーマシー対策に取り組む福岡県薬務課

2018年08月10日 (金)

◆全国に先駆けてジェネリック使用促進協議会などを設置し、成果を上げてきた福岡県の薬務課が事務局となり今月3日、新たに高齢者のポリファーマシー対策の指針普及・浸透などを検討するため「県医薬品適正使用促進連絡協議会」を立ち上げた
◆近年、医師や薬剤師のポリファーマシー認知度は高まっているが、減薬アプローチや指針・ガイドラインなどの活用事例が少なく、これらを活用したエビデンスの蓄積が求められている
◆協議会では今年度に、そうした指針の活用実績を得るため、3カ所ほどの協力医療機関を選定。東大病院で実施している「薬剤師による持参薬評価テンプレートを用いたスクリーニング」を導入し、減薬アプローチを実施していく
◆また、75歳以上の重複服薬者約1万1000人に対し、お薬手帳のホルダーと手帳を持参することの意義やメリットを記載したリーフレットを送付。その効果も解析する計画もある。この取り組みで、高齢者等の薬物療法に関する安全対策に有効なエビデンスが蓄積されることを期待したい。



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