薬業界の資質向上のための研修・教育を行う日本薬業研修センター(本部東京港区)は、10月から2018年度後期の登録販売者資質向上研修(集合研修)を開始する。今期のテーマは「アレルギーと抗アレルギー薬」で、来春に向けて花粉症、喘息、アレルギー性鼻炎やアレルギー性皮膚炎等に悩まされ、ドラッグストアに来店する消費者に適切な対応ができるよう、受講者に役立つ内容とした。
講座内容は、第1講座「薬事行政情報」、第2講座「医薬品販売業に係る法規と制度」、第3講座「登録販売者のための技術・知識[1](アレルギーと抗アレルギー薬)」、第4講座「同[2](漢方薬・喘息、花粉症、蕁麻疹などアレルギーに有効な漢方薬)」――の予定。
同センターの中込和哉理事長は、「受講生からの評判の良かった、店頭で受けることの多い質問事項についてのQ&A形式やケーススタディを軸に、受講生の意向を十分勘案し、実効性のある研修を続けていく」とする。連絡先はhttp://www.yakken-ctr.jp参照。