武田薬品の国内研究拠点「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)は2018~23年中期戦略を発表し、23年までに200社の入居企業の誘致を目指す。「再生医療」「希少疾患」「認知症」「未病」の四つを注力領域として掲げ、その基盤として「ヘルスケアとIT/人工知能(AI)の最先端技術の融合を実現する場」「創薬プラットフォームの拡充による次世代研究を加速する場」にする。また、「未病」「認知症」については、企業や団体が集結し、ビジネス化を検討する民間企業のコンソーシアム「湘南会議」を設立し、参加企業を呼びかける。
現在、湘南アイパークには、武田から分社化した創薬支援ベンチャー「アクセリード・ドラッグディスカバリーパートナーズ」や京都大学iPS細胞研究所(CiRA)との共同研究(T-CiRA)、スコヒアファーマなど25社が入居している。今年度までに40社、23年までに200社が集う研究所を目指し、企業同士、研究者同士のつながりからイノベーションを促進させる仕組みを構築させたい考えだ。
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