医療分野に特化した人材紹介・派遣や営業・マーケティング受託(CSO)事業を手がけるアポプラスステーションは、10月25日に創立25周年を迎え、今月から親会社のクオールがホールディングス化したのに伴い、ビジネスの多角化をさらに加速させる方針を打ち出した。今後も医療を取り巻く環境の変化が見込まれる中で、患者や顧客のニーズに柔軟に対応しつつ事業を拡大していく狙いだ。阿部安孝社長は、本紙のインタビューに応じ、「やりたいことはたくさんある。われわれはヒトを介して医療や健康産業に貢献するビジネスなので、グループ会社とも連携し、環境の変化にスピーディーに対応していけば、様々なビジネスモデルができあがるのではないか」と語った。
アポプラスステーションは、調剤薬局として事業を開始して以降、医薬品や食品に関連した様々なビジネスを手がけ、現在では医療系の人材紹介・派遣サービスとCSOや臨床試験受託(CRO)を含めたビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)の二つを軸に事業展開している。昨年はグループ内の事業再編によってCROのクオールRDを吸収合併したのに加え、調剤薬局などへ販売コンサルティングを行うヘルス&ビューティー(H&B)事業を本格稼働させた。最近では、CSO事業のアジア進出など事業の拡大を続けている。
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